ブックチャンス ブログ

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ここはブックチャンスの思いがつまった本棚。絵本の魅力、活動報告などお伝えします

「まんまん ぱっ!」

あかちゃんのことばは、
まるで音楽のよう
まんまん    ぱっ!

ことばを、音を絵にすると、
こんなにカラフルでリズミカルな
たのしい絵本になる

長野麻子さん・さく
長野ヒデ子さん・え

母娘共作は
「すっすっはっはっ こ・きゅ・う」(童心社)に次いでの2作目

昨年12月に都内某所にて
お二人で、この絵本を読んでくださった
麻子さんは大学で音楽と身体の関係を研究、
現代音楽から幼児教育まで幅広く教えている研究者

麻子さんが子育ての中で
幼いお子さんたちに
さまざまな働きかけをして、
声や動きを観察

発見された赤ちゃんの声や動き
成長とともに、泣くだけの声が
バリエーションを持ってくるという

特に6,7カ月の頃の
「マンマンマン」「パッパッパッパ」と
歌うようなうれしそうな音には
ママが先か、
パパが先かと一喜一憂したもの

「まんまん ぱっ!」は
赤ちゃんが発音しやすい両唇音
大人にとっては意味不明な喃語ですが、
赤ちゃんの発しやすい言葉は
もっともいのちにかかわるもの
大人に向けて発するいのちの音

赤ちゃんの絵本ではあるが
たいせつな、たいせつなものを
しっかりと誰の心にも響かせてくれる

愛らしい、いとおしい
喜びにあふれた赤ちゃんと
ふしぎなことばの音楽を絵本にすると、
「まんまん ぱっ!」になった

あかちゃんの ことばは
ふしぎな ことば
まるで いのちの 音楽のよう(表紙見返しより)

 ふちかみのの

『まんまん ぱっ!』
長野麻子/文  長野ヒデ子/絵    童心社