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ここはブックチャンスの思いがつまった本棚。絵本の魅力、活動報告などお伝えします

「もと こども」

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自分をとりまくおとなたちが
みんな〈もと こども〉だったことに
はじめてきがついたこどもたちを
ユーモラスに描いた絵本をご紹介いたします。

 「よのなかは 〈こども〉と
〈もと こども〉で できている」

    「あたりまえの ことに
はじめて きがついた とき、
せかいが ちがって みえる!
       おとなに なることが
     たのしみになってくる!」    (表紙見返しより)


今はりっぱなおとなでも、だれにも
こどもだったときがありました。

そう、おじいちゃんもおばあちゃんも、
ママもパパも、みんな もと こども。


「でんしゃに のってる おきゃくさん
    いねむりしている おじさんも
   あかちゃん だいてる おばさんも
   じつは ぜんいん」

「もと こども」

 
「ひらひら そらとぶ モンシロチョウ
    ゲコゲコ ないてる ガマガエル
    コケコッコーの ニワトリも
    ほらね やっぱり」

  「もと こども」


おさないこどもにとって
おばあちゃんが自分とおなじように
〈こども〉だったなんて
おもいもよらないことでしょう

ふるいアルバムから おさないころのおばあちゃんを見つけ
おどろくこえをきいて、
楽しいときをすごしてみるのもいいものです。

そして、
おとなという目線でなく、
〈もと こども〉いう目線でみることで
ずいぶんかわってくることがあると気がつくのです。

 
「よのなかは 
〈こども〉と〈もと こども〉で できている」
  
  「わたしは こども」

ふちかみのの

「もと こども」
富安陽子 / 作 
いとうひろし /  絵   ポプラ社