ブックチャンス ブログ

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ここはブックチャンスの思いがつまった本棚。絵本の魅力、活動報告などお伝えします

「なでなで ももんちゃん」

らいぶらいぶでは、毎年、著名な絵本作家さんをお招きして、
みなさんとともに、さまざまな絵本の世界を楽しませていただいています。

絵本の世界のその根底にあるのは、いうまでもなく
こどもたちのうれしそうな笑顔と
そして、その笑顔をみて笑顔になるおとなたち
その笑顔を見るために、
私たちが未来を担うこどもたちに残したいものは、
何よりも平和な社会であること。

こどもたちは絵本を読んでもらう以上に、
大好きなママやパパたちに
ぴったりくっついていられることがうれしいのです。
どうかそんな時間が当たり前のことでありますように。

 

今月は、ふちかみが童心社の「母のひろば」第623号の
新刊紹介に書かせていただいた
とよたかずひこさんの「なでなで ももんちゃん」をご紹介いたします。

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『なでなで、ふーふーはあったかい』(「母のひろば」第623号)

人はだれでも、どーんと受け止めてくれる母親のような人が必要なんだあ。
走って、転んで、泣いて、笑って、いつも元気いっぱいのももんちゃんは
あたたかいママの胸に飛び込んでいけるものねえ。
おとなだって、なでなで、ふーふーってしてくれる、
そんなあったかい気持ちにふれたいものです。

子育て広場でやっと歩けるくらいの1歳前後から3歳の子どもたちと一緒に
「なでなでももんちゃん」を楽しんできました。
おなかがいたくて元気がないきんぎょさん、おばけさん。
おなかをなでなでしてあげると……笑顔になりました!
さぼてんさんも、おなか、いたいんだって……。

さぼてんさんのとげとげはいたいとわかっているのか、
さぼてんさんのおなかは どの子もとげとげのあいだを
指先でそーっとそーっと。
そして、いつも元気なはずのももんちゃんの元気がないというので、
子どもたちはみんなそろって神妙な顔。
「どうしたのかな?」
いつもママたちに「なでなで ふーふー」してもらっているからか、
まるで自分がももんちゃんたちのママになったかのように
手をのばしてなでなで、
お口をとがらせてふーふーしてくれるのです。

そして、元気になったももんちゃんのページをみて、ママの顔を見上げ、
「わたしが治してあげたのよ」といわんばかりの得意げな様子。

ママのまねっこでもいいですね、
やさしいきもちがきっと、
ももんちゃんやきんぎょさん、
おばけさん、さぼてんさんにも伝わってるよ。

 ふちかみのの

 

「なでなで ももんちゃん」

とよたかずひこ / 童心社