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ここはブックチャンスの思いがつまった本棚。絵本の魅力、活動報告などお伝えします

「おかあさんがおかあさんになった日」

97844940085991     97844940077522

今月は、2月にお招きした長野ヒデ子先生の絵本をご紹介します

「おかあさんがおかあさんになった日」童心社 1993年

「おとうさんがおとうさんになった日」童心社 2002年

「とうさん かあさん」石風社 2005年

「おばあちゃんがおばあちゃんになった日」童心社 2015年

こうして並べてみると
私自身の子育ての時期と重なる
長野ヒデ子さんのロングセラー絵本
「おかあさんがおかあさんになった日」が
詩人、アーサー ビナードさんの英訳で出版された

表参道・ピンポイントギャラリーでの原画展に合わせた
長野ヒデ子さんとアーサー ビナードさんの
ギャラリートークに参加

「おかあさんがおかあさんになった日」の
英語版誕生のエピソードが様々
出産に対する日米の認識の違いが話題に

なぜ、おとうさんは入院したおかあさんをおいて会社に行くのか…
なぜ、陣痛も来ないうちに入院するのか…
そして、 赤ちゃんが産まれ出て、初めての産声
「オギャー!」を訳す言葉が英語に見つからず
やむを得ず「WAAAAA!」となったとのこと

ヨーロッパ、アジアの様々な国での取材でも
中国からのゲストに聞いても産声を表現する言葉はないのだとか
「おぎゃー」の「お」は産道を抜け出て
初めて肺に空気を吸い込む音で
生命にとって最大の危険な瞬間
助産師さんはこの産声があがると、ホッとするそう

こどもたちは自分の誕生秘話を聞くのが大好き
子どもが生まれたときの喜び
忘れかけていたもの
それがこの絵本の中にある

ふちかみのの

「おかあさんがおかあさんになった日」
 長野ヒデ子/作   童心社